生理前の腹痛と吐き気の対処法!ツライPMSはこれで解消しよう!
2015/09/29
生理の2週間ないし1週間くらい前から腹痛や吐き気といった症状が出ることがあります。
これらの女性特有の生理現象はPMS(月経前症候群)と言われ、その症状は腹痛や吐き気以外にも複数あります。
このPMSに悩まされている女性はたくさんいます。そこで、今回は生理前の腹痛と吐き気の原因と対処法について調べてみました。
Contents
生理前の腹痛と吐き気の原因は?
生理が始まる1週間ほど前から頭痛やイライラ、吐き気、腹痛などの症状があらわれることがあります。ナント!女性の90%が毎月経験していると言います。
これらの症状はPMS(月経前症候群)と呼ばれているものです。
生理前から生理前半までの間にプロスタグランジンが大量に分泌されます。
この物質は、子宮の収縮を促す効果を持っており、生理のときに出た経血を体外へと排出する手助けをするんです。
そのため、体にとっては必要な物質なのですが、このプロスタグランジンの量が増えすぎた場合には、腹部に強い痛みを引き起こすという弊害があります。
このホルモンバランスの乱れこそが生理前の腹痛の原因だったんです☝
また、このプロスタグランジンは胃腸にも影響を与えます。
すると吐き気や下痢などの症状が出てしまうんです。
生理前の腹痛と吐き気の対処法
プロスタグランジンが大量に発生することで、腹痛や吐き気が引き起こされてしまうので、その対処法は体内でこの物質が余分に作られないようにすることが大切になります。
冷えから体を守る
そのために必要なことが、冷えから体を守ることなんです💡
体が冷えてしまうと、血行が悪くなり子宮が収縮する力が弱くなってしまいます。なので、生理の際に血液を子宮外に排出するために、より多くのプロスタグランジンを分泌してしまいます。
そうすると当然、生理前の吐き気や腹痛が強くなってしまいます。
それを防ぐためには体を温めることが重要なんです。
食品でプロスタグランジンの分泌を抑える
また、1部の食品にはプロスタグランジンの分泌を抑えることがわかっています。
γ‐リノレン酸やDHAなどの魚油やマグネシウム、ビタミンB6などが有効だといわれています。
これらの栄養を含む食品は、サバやサンマ、マグロなどの魚、アーモンドや大豆などの豆類などになります。
生理前の症状がひどい場合には積極的に摂取するように心がけたいところです。
運動をする
運動不足になってるときにも生理前の症状がひどくなってしまうことはあります。
なので、ジョギングやウォーキングでもいいので少し汗を流すようにするといいでしょう。
それも難しい人はストレッチを行って筋肉をほぐして、代謝を上げるようにしましょう。それだけでも、生理前の症状が軽くなることがあるんです。
生理前の症状とつわり
生理前に起こる吐き気や腹痛といった症状は妊娠初期に発生するつわりの症状と非常に似ているんです。
なので、いつも生理前の症状が重い人は、つわりを見逃してしまうこともあるんです。
そのため、妊娠の可能性があって、これらの症状が出た場合には早めに確認した方がいいでしょう😊
一早く妊娠を確認するためにオススメなのは基礎体温を測る方法です。
高温期がずっと続き、いつまでも下がる気配が見られないときには妊娠初期の可能性が非常に高いです。
その後、妊娠検査薬を使ったり、病院を受診したりするなどして、妊娠しているか確かめるといいですね。
まとめ
生理前の吐き気や腹痛などの症状は体内のホルモンバランスが崩れているために引き起こされてしまうんです。
生理の時には、プロスタグランジンが重要な働きをしてくれますが、過剰に分泌されてしまうと吐き気や腹痛の原因になります。
そこで、生理前の症状を軽くするためには体が冷えないようにすることが重要です。また、いくつかの食品にはプロスタグランジンの分泌を抑える効果があるので積極的に摂取したいところです。
生理前の症状と思っていたら、妊娠していたということもありますので、妊娠の可能性があって、普段と調子が違うと感じたら病院を受診するなどして早めに確認してみた方がいいでしょう😊